Project

Cultural Synthesis in "THE MODULE roppongi" Exhibition Vol.1

吉本和樹 & 来田広大 「Studies 場所に触れる」

Supported by CLEAR GALLERY TOKYO

8 - 30 October 2021

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会場:THE MODULE roppongi 2F #205 東京都港区六本木7-21-24
会期:10月8日(金)〜10月30日(土)
開場時間:火・水・木・金・土 12:00〜18:00
※予約制にての入場となりますのでお越しの際はこちらまでご連絡ください→contact@cleargallerytokyo.com
Closed:日月祝

国立新美術館のほど近くに誕生した、SHOP、OFFICE、SHOWROOM/GALLERY、SOHO からなる新築複合施設「THE MODULE roppongi(ザ モジュール 六本木)」。2021年10月8日(金)よりおよそ3か月間、アート、デザイン、ファッション、パフォーマンスなどの文化事業に携わる5組のクリエーターや団体に一部のスペースを開放し「Cultural Synthesis in "THE MODULE roppogi"」を開催しております。

第一回目は、写真家の吉本和樹、画家の来田広大による展覧会「Studies 場所に触れる」を10月8(金)から10月30日(土)の期間開催します。
私たちを取りまく環境の中で「場所」とはどういった存在で、どのような意味や関係があるのでしょうか。また特定の場所やそこで起こる現象を知覚すること、表象するということは、どういった行為なのでしょうか。そのような問に対して、フィールドワークというアプローチを起点として制作活動を行う写真家の吉本和樹、画家の来田広大の作品を通して考察します。吉本和樹は、写真を表現媒体とし、場所に対して人々が抱くイメージやその場所が持つ機能や力、そこに向けられるまなざしをテーマに制作活動を行っています。来田広大は、国内外の様々な場所との関わりから、移り変わる風景のなかで「消え去っては立ち上がる記憶の媒体としての絵画」を求め、そのアプローチ方法として定着しないチョークを用いて作品を制作しています。


-About the Artists-
吉本和樹 / Kazuki Yoshimoto @kazukiyoshimot
1985年広島県生まれ。京都市在住。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了。写真を表現媒体とし、「場所と力」というテーマのもと制作活動を行う。代表作品である原爆ドームにカメラを向ける人の後ろ姿を撮影した「撮る人 A-Bomb Dome」広島平和記念公園内の植物を撮影した「plants/Hiroshima peace Memorial Park」では、広島(ヒロシマ)という強固なコンテクストを持つ場所でどのような視点の獲得が可能か試みる。本展では、現在進行中のフィールドワーク(房総半島の手彫りトンネル、広島の干潟)において撮影した写真と映像を、旧作と合わせて展示する。

来田広大 / Kodai Kita @kitakodai
1985年兵庫県生まれ。京都市在住。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画技法材料修了。野村財団芸術文化助成、ポーラ美術振興財団在外研修助成を受け、メキシコに留学。作品は、メキシコシティのフランツ・マイヤー美術館、高松市美術館で展示され、上野の森美術館で開催される"VOCA展2017現代美術の展望−新しい平面の作家たち"にも選出されている。国内外各地でのフィールドワークをもとに絵画やインスタレーション、野外ドローイングなどを展開し、旅や移動、身体的経験を通じた作品を制作・発表している。

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